2003年3月8日土曜日

【昔の日記再投稿】クリエ 650T

『(難しく言うと)データの一元管理について(Part1)』
 昨年からPalmデバイスを使うようになった。そのいきさつについて・・・。

 会社の仕事の管理をOutlookでするようになりだしたのが、去年の頭。

 会社の会議は、Outlookの会議開催通知に入ってくる。個人的な内容は手書きで何年か使ってきた手帳に書く。

 社外に出たときに入れるスケジュールは手帳に書く。

 手帳に書いたり、Outlookの予定表に入力したりと、データがごちゃごちゃになってくる。

 で、そうなると手帳との整合性がどうしても取れなくなってくる。

 そうなると、なんかのデバイスでいつも自分のスケジュールを一元管理したくなってくると言うわけです。

 最初に調べたのは、携帯電話のメモリ編集ソフト。なんで、携帯電話にしたかというと「まず毎日持っていくものだ」、という単純な理由によります。

 敷居が高いと、長続きしませんからね。

 最近のものは進んでいてパソコン側で電話のデータを抜き出すだけじゃなくて、データのシンクロができるようになっていたりするものが多くなっています。

 なかでも、携快電話とかを調べてみたんですが、OutlookとデータのシンクロをすることによってOutlookのスケジュールデータを携帯電話に取り込めるとあります。

 携帯をスケジュールビューアとして利用するなら、Outlookのデータを取り込むだけで十分。携帯電話の文字入力環境と表示性能は悪いけど、常に手元にあるデジタルツールであることは何者にも変えがたいものでもあります。

 ただ、結局導入できなかったのはExchangeサーバ環境で使用するOutlookのデータとはシンクロ出来ないという,ソフトの使用でした。

 会社は個人じゃないので、メールはサーバで管理するのがあたりまえ。

 それだと、ビジネスには使えないんですわ・・・。(つづく)


『(簡単に言うと)なんでクリエにしたか (Part2)』

 そこで、PDAにしてみようと秋に思い立った。ただ、Exchangeサーバ環境でのOutlookの予定表とのシンクロが至上命題であることが明らかになったので、むやみに購入するわけにも行かなかった。

 そこで、人からPDAを借りて試用してみることにした。

 それが、クリエ(Palm OS)だった。

 PalmはPCと同期できるようなHotSyncと言う仕組みがあり、その中でも目を見張る便利さだったのがIntelliSyncというOutlookのメモ、予定表、仕事、連絡先という主要4つのカテゴリとの同期機能だ。

 今回の導入は、「PDAというデバイスが面白ければよい」という単なる趣味としてのデジタルガジェットの導入ではなくて、基本的には仕事で使える!ものでなくてはならなかったため、この基本機能の高さには思わず唸った。
(普段は、なんでこんなもの買うんだろう的デバイスにも不経済な投資しているのだが。)

 結局、試用したクリエのワンランク上のPEG-T650Cを購入。差し替えながら購入する例年の手帳のリフィル購入も、今年からしなくなった。