2017年3月13日月曜日

Dynabook TX67/CBIのリカバリメディア作成への道

東芝のDynabook TX67/Cが手元に戻ってきた。(これまで親が使っていたのだ。)
Vista Home Premiumがインストールされた古い端末なのだが、Windows7にアップグレードすることでもう少々、働いてもらおうかと思っている。

しかしながら、予てよりリカバリメディアを作ろうとTOSHIBA Recovery Disc Creatorを起動しようとするのだが、「ハードデイスク中にリカバリーツールの領域がありません。TOSHIBA Recovery disc Creator を起動できません。」というエラーを吐いて、TOSHIBA Recovery Disc Creatorが起動できず、リカバリメディアがなぜか作成できなかった。

東芝のサポートサイトhttp://dynabook.com/assistpc/faq/pcdata/013454.htmは、『「TOSHIBA Recovery Media Creator」と「TOSHIBA Disc Creator」をアンインストール(削除)し、アプリケーションの再インストールから、両ソフトを再セットアップせよ』とあったので、これらを実施してみた。 (TX/67は本サポート案件の対象端末ではなかったが。)
しかしながら、自称は改善せずに相変わらず「ハードデイスク中にリカバリーツールの領域がありません。TOSHIBA Recovery disc Creator を起動できません。」のエラーメッセージが相変わらず表示されるだけだった。どうやら、アプリケーションの問題ではないようだ。

引き続きWebで情報収集する。
すると、http://okoya.seesaa.net/article/186726685.htmlのサイトを発見し見てみる。
『リカバリー領域は、通常のwindowsでは見れないようにパーティションを隠しHDDの最後に配置してあり、実際に「EASEUS Partition Master」 などのソフトで確認すると"HDDRECOVERYがprimary hidden"となっているのが確認できると思います→hideでないとリカバリがうまく動作しないようです』とある。(サイトの情報を意訳)
この情報に賭けて、手持ちのパーティション編集ソフト:Acronic Disc DirectorのCDでマシンをブートして、パーティションを編集することにした。
実際に確認してみると、リカバリパーティションであるHDDRECOVERYと表示されているパーティションに、WindowsOSからF:ドライブが割り当てらてしまっており、OSからパーティションとファイルシステムが見えてしまっている。
このため、これをDisc Directorのパーティション編集機能を使って「隠し」てみた。

早速、Windows Vistaから起動して、サイド「TOSHIBA Recovery Media Creator」を起動すると、今度はビンゴ!
ちゃんと、TOSHIBA Recovery Media Creatorが起動してリカバリメディアが作成出来るようになりました。
これで安心して、Windows7へのアップグレード作業に取り掛かれる。