2019年1月18日金曜日

万年筆3

あけましておめでとうございます。前回投稿から少し時間が経ってしまいました。

そんな自分日記帳なのですが、私は、奥野さんの本でもおすすめされていたA5サイズのノートを使っています。これは、いわゆる子どもたちがよく使っているサイズはB5より一回り小さいサイズ感です。B5サイズほど遍くお店には売っておりませんが、まぁ文房具を扱っている店ならA5サイズのCampusノートは扱われております。
今のところはコクヨの大人Campusノート(A5サイズ)を使っています。通常のCampusノートの表紙・背表紙ははパステル調ですが、大人Campusノートのそれは落ち着いた濃紺・黒に近い灰色(罫線・方眼で違うようです)とシックな装いで、執務スペースで持ち歩いても違和感はないと思います。

 最初はボールペンで書いていました。夏頃は手持ちのCrossのClassic Centuryを愛用していたのですが、それでノートを書いておりました。ところが秋口に家族からガラスペンで万年筆インクをプレゼントで貰って、それを使ってノートを書いてみたら、なんか『気持ちいい』んです。
インクをつけてサラサラと書いてみると、書き心地が気持ちいいじゃないですか!
 ボールペンで書いても単に事実を淡々と過不足なく事務的に書く、という感じだったのが、ガラスペンとインクで書いてみると何故かどんどん書きたくなる。むしろ、自分の語彙力の無さや思い浮かぶ内容のチープさにがっかり感を抱くくらい、無駄に書き綴りたくなる。・・・といっても理解してもらえるか分かりませんが、とにかく書き続けたい、という衝動が伝わりますでしょうか?

そうなりますと、せっかくなにかアナログになにかノートに書くなら、そのプロセス自体も楽しみたい。と思い始めてしまったのです(もともと、道具とかそういったものにこだわりたい気質ではあると思っています。)。
そう思ったら、インクを使って万年筆で書く、という今までやったことがなかった体験をしたくなりました。
まずはPilotのKakuno(カクノ)という超入門者用万年筆を買ってみました。まずはカートリッジを取り付けて、暫く待ちます。
インクがペン先にジワジワと染み入るまでは、すぐには書けないんですね。Kakunoは透明軸を買ったので、ジワジワとペン先にインクが染み込む様子が見えます。ここがまた良い。
そして実際にCampusノートに書いています。不思議なのですが、ボールペンで書いていたときはまぁ、普通に書く、だったのですが万年筆だと何かを書きたい、という衝動に駆られたのでした!その書く、というプロセスに魅了された瞬間でした。

今後、文房具というラベルで、万年筆と、それを書く紙としてノートやメモについても、綴っていこうと思います。(つづく)