2019年11月23日土曜日

プリンタを買い替えた

 すっかりと寒くなってきたきょうこの頃。
 10月末のハロウィン祭りが終わり、11月になると何となく年末感が湧いてきますよね。

 毎年、嫌なのが年賀状の作成。いつも同じデザインにして、写真だけ差し替えるスタイルをもう10年以上続けていますが、

  1. 官製年賀ハガキにすると印刷ミスったら(文面と宛名面を印刷するので)交換する手数料が馬鹿にならない
  2. 写真印刷で大量に刷るとプリンタのインクコストが馬鹿にならない
という事に直面したので、一点目については私製のはがきに印刷するようにして失敗しても用紙のコストだけが無駄になってもいい様に。
二点目は互換インクが広まっているHP製のプリンタを使うようにする。というものです。(過去にEpson使ったこともあったのですが、ドライバの作りが特殊で嫌いでした。)

 これまでしばらくHP 3520を使ってきたのですが、給紙機構がへたって来たのか用紙の吸い込みが悪くなり(とくにハガキのような厚紙は印刷に向かない。)、印刷したときにずれてしまうことが多くなってきたので、この3520と同じHP178シリーズのインクが使える5520をオクで手に入れました。

 手に入れた5520は3色のカラーインク(C,M,Y)はちゃんと出るのですが、何回プリントヘッドのクリーニング動作をさせても、また、専用クリーニング溶液が入ったカートリッジを通しても、顔料のBlackインクが吐出されない。
 いろいろWebやYoutubeを見てみると、黒は固まりやすいのかカラーインクは出るものの黒が出ない、という事象が多いようです。
 顔料インクだから、いったん固まるともう落ちない、ということなのかもしれませんね。
 こうなるともう入手した5520はプリンタヘッド内の黒インクが完全に固まってしまっていると判断して、ヘッドを何とかするしかない。ただ、調べてみたところ、幸いにして3520と5520はヘッドの部品が同じ型番だったので、3520を分解してヘッド部分を取り外し、5520に移植しました。
 おおよそ2時間弱で、移植作業は完了。テスト印刷してみると、無事に動作するように。

 給紙機構は5520、プリンタヘッド部分は3520からと結果的にニコイチとなってしまいましたが、これであと2から3年程度は印刷に耐えてくれるのではないかと思っています。