2002年10月13日日曜日

【昔の日記再投稿】セキュリティーと環境とソフトウェアと・・・ ~ 条件について

 確かに自分のところの、PCをインターネットに常時公開することは、セキュリティー的にも危険が伴うことも事実です。

 しかしそれは、踏み台になって他人に迷惑をかけたりしないようメールサーバを立てたりしないで、情報発信に限ったWebサーバを立てるだけならば、それほど神経質になることもありません。
 要約すると自分のデータだけを物理的に保護するように気をつける自己防衛をして置きさえすれば言い訳です。

 もちろん、

ルータを設置する
パケットのフィルタリングや特定のポートに対するリクエストのみを特定のIPアドレスに転送してくれます
サーバとなるマシンには最新のセキュリティーパッチを適用しておく
言わずもがなですね

とか、そういったことは普段にも増して気をつけることだけは忘れないようにしておくべきです。

 ひとつ重要なことは、『WebサーバなりをADSL環境で構築する場合には自分のところにプロバイダがくれるIPアドレスはグローバルかどうか?』ということです。

 プライベートアドレスではこういったサーバの構築は一般的には行えません。(CATVとかではだめなことが多いようです・・・。)

 これらのハードルがクリアできたなら、ダイナミックDNS(DDNS)サービスやDDNSクライアントソフトウェアを使うとよりいっそう、本格的なWebサーバ構築を行えます。

 プロバイダーから割り当てられる自分のIPアドレスは変わります(だいたいDHCPでプロバイダーから割り当てられることが多いのでルータやPCを立ち上げなおしたりすると変わることがある=流動的)。そうすると、いちいち他人に対し、IPアドレスを何らか別の手段で教えなくてはいけません。
 これらのソフトウェアを使うと、常に『自分のドメイン』にリクエストを受け付けることができる仕組みを作ることができます。

 しかも、すばらしいことにこれらは無料で使わせてもらうことができるのです。

〔参考〕
DDNSサービス(例:DiCE)
プロバイダから割り当てられたIPアドレスと自分のドメイン名を結び付けてくれます
DDNSクライアント(例:IEServer)
サーバとなるべきマシンのIPアドレスもしくはルータのIPアドレスを監視して、定期的にDDNSサーバに自動的再登録します

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