2010年9月3日金曜日

岡崎市立図書館のシステム

Webでも話題になっているが、http://www.library.okazaki.aichi.jp/tosho/about/files/20100901.htmlにある岡崎市立図書館のシステムに偽計業務妨害したという問題について。

通常の利用ではない、という図書館側の主張はまったく持って身勝手。それならばインターネットにサービスを公開などするべきではない。と思いました。
1秒間に1回程度のアクセスでシステムがダウンするなど、インターネットのシステムとしてはまったく持って使い物になりません。
高木さんのブログにも書かれていますので、詳細はURLを見ていただくとして、
http://takagi-hiromitsu.jp/diary/#SlideFrame_1
結局、DBコネクション管理が甘すぎ、という問題のようです。(<<念力デバッグらしいので、100%信頼できる情報じゃないらしいですが。)
10分間に1,000アクセスをクッキーなしで受け付けると、それ以上他の端末から接続できなくなるのではないか?というものです。

あくまで私見ですが、三菱さんのシステムってどっかズレたものが多いように思います。
変な設計が多いんですよね。
それを仕様です、としてしまうような風潮もあるし。

汚い言葉で表現すると、よくこんなシステムをパッケージとして売り出すなぁということですかね。


もちろん三菱側の責任だけではなくて、図書館側もまったくサービス提供者としての責任遂行努力が見られないところも大いに問題ですが。
通常なら、法的な手段に訴える前にきちんとメーカー側とバグではないのか?問題点はないのか?という観点で、調べて対応するはずですよね。

まぁ、こういうベンダーと利用者の関係ならば、納入時はもとより運用時もパフォーマンスなどに配慮することはないでしょうし、仕組みすら理解しようとしないのでしょうから、起こるべくして起こったと理解するべきでしょうね。
起訴猶予になってしまった方は、こうしたことを今以上に情報発信し問題提起しててもいいと思うんですが、行き過ぎでしょうか?


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