2004年2月10日火曜日

リサイクルのひとつ・・・

 最近、たまったパソコンの周辺機器類や携帯電話(白ロム)をオークションで売却している。
この手のデジタル機器は新製品が短期間で投入されるため、あっという間に自分の持っているものの価値がなくなってしまう。おそらく中古で売り払おうと思っても、たいした金額になりはしないだろう。
それに、中古品取扱店では、箱や同梱品、取扱説明書が完備しているかどうかのチェックにうるさく、買い取り金額は二束三文だ(その割りに、中古を買おうと思っても安くない。かなりマージンを取っているんではないだろうか?中古ビジネスは美味しいのかもしれない。)。

しかし、そんな中で多少手間をかけてしかも楽しみながら、オークションにかけてみるという選択肢もある。
落札後に、送金したり商品を梱包して発送するなど手間がかかる。そういった事を、むしろ楽しむのでなければそもそも成り立たないことではある。第一、全く面識のないあかの他人との取引にはリスクがあることを十分に理解し、楽しむぐらいの余裕がないとだめだろう。
ただすばらしいのは、自分が「不要」と思っているものでも、別の人はお金を出しても欲しいと思っている事もあるということだ。だから、オークションにはある意味では、「(どうせ捨てるから)多少のお金になれば」という売り手と「(今売ってないけど、どうしても欲しい。)お金を出してでも。」という買い手の気持ち、経済的にいうなれば「”需要”と”供給”を結びつける」、という新しい市場であると思う。
(そして、これが新品の市場を圧迫することはないと思う。)

そんな中で、多少古くなった無線LAN、プリントサーバ、ブロードバンドルーター、古い携帯電話、SCSIカード(PCMCIA)を出してみたのである。(結果的に、どれも落札された。)
眠っている物品を掘り出し、他の人が活用する。すなわち、リサイクルが成り立っているのだ。

(@癒しの温泉に行く途中の車窓より)

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