2010年2月14日日曜日

WLA-B11にDD-WRTを焼くには・・・


WLA-B11でWRT

WLA-B11にDD-WRTを焼くためのHowToメモを残しておこうと思います。

DD-WRTのSupported DevicesのページではWLA-B11はリストにありません。
ただ、ネット上のいくつかのブログでもWLA-B11上でのDD-WRTの動作が報告されています。

WLA-B11はその外見からしてWLA-G54Cと同一(基板)なのでは?と思われますし、実際WLA-B11に付属している取扱説明書自体、WLA-G54Cと共用です。
なので、前述のDD-WRTサイト上のWLA-G54Cで動作確認されリストアップされているように、DD-WRTのV23 SP2をセットアップします。
DD-WRTでは、WLA-G54CはV23 SP2にしないとダメ、と書かれています。)

当該バージョンのdd-wrt.v23_generic.binをダウンロードします。
tftpを利用してそのファームを流し込めないか確認しましたが、何回か再起動後のpingの応答がTTL=128になるか、確認しましたがまったくその気配がありません。
一応、DD-WRTの動作確認ページには、WLA-G54Cのアップデート方法としてtftp_flashも推奨方法として上がっているのですが・・・、WLA-B11がWLA-G54Cと互換と推測しているので、やや不安がよぎるところですが、ddadderを使ってファームウェアファイルのヘッダー部分を加工する方法に変更します。

とりあえず、ddadderのオプションで"wla-g54c"と指定してまずはWLA-B11のBuffaloオリジナルファームウェア上(私の場合は最新版の2.20から作業しました)のWEB管理コンソールからアップロードしてみます・・・。
すると・・・
「ファームウェアが異なります」と表示され、ファーム更新がエラーで中止されてしまいます。

うーん・・・、WLA-G54Cとまったく同一ではないのか・・・??さらに不安がよぎります。
WBR-B11は、WBR-G54の設定でそのままDD-WRTのファームを焼きこめばよかったので、WLAの場合はそれが通用しない??

ddadderでWLA-G54C向け(それをWLA-B11にそのまま流用しようとしている)のファームをチェックしてみます。
ヘッダーに付加した部分は
WLA-B11C 2.20 1.05.filelen=3502080.
となっています。
なぜWLA-B11C?という疑問はあるのですが、この部分が問題のようです。
以下のように、バイナリエディタで書き換えます。
WLA-B11 2.20 1.05.filelen=3502079.
書き換えたファームウェアを再度、WEB管理コンソールから流し込みます。
今度はOK!です。

さて、書き換えはうまく行ったようですが、実際DD-WRTでうまく起動してくるでしょうか・・・・。
再起動後は、192.168.1.1で上がって来るか待ちます・・・。

Pingで応答がありました!
Web管理コンソールにもアクセスOK!
WEPによる無線LAN アクセスポイントとしての動作確認できました。


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