2018年9月19日水曜日

呑川系の暗渠(南雪谷)

ランニングのついでに自宅近くの呑川系の暗渠を追跡してみました。
スタート地点は大田区南雪谷4丁目のヤマト運輸の北嶺町宅急便センター付近ですが、周囲を詳しく歩き回ったわけではないもののその辺りには水源らしきものは見当たりません。
ただ、住宅街の街路の交差点に怪しげな細い道が斜めにスタートしていているので、ここを暗渠の開始地点とします。

周辺の住宅街の街路は規則正しい碁盤目になっているにも関わらず、暗渠は不自然に斜行しているので地図上でも一目瞭然です。
仄暗い小道はいかにも暗渠然としてます。

暗渠は周辺の住宅地より低くなっており、一部、崖のようなところから、いまでも湧き水が滲み出しているような箇所もありました。
むかしは周囲の湧き水を集めていたのかな?と勝手に想像します。

最終的には斜めの暗渠道は東調布公園へ真っ直ぐ続く街路に”吸収”されてしまいますが、その道にも不自然に歩道があるあたり、むかしは街路の脇に小川が流れていたと推測します。
その途中に大田区立水神公園(ちいさな公園)があり、湧き水を模したような小池があります。(2018年9月現在工事中でした。)
復元らしいので、本当の湧き水かどうかはわかりませんが、「飲めません」と看板には書いてあります。

看板には由緒が書かれています。
このあと、暗渠(歩道)はまっすぐに東調布公園にぶつかりますが、公園内には人工的な小川があり、それも昔の川の痕跡を残そうとしたものなのかもしれません。

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