2021年8月9日月曜日

2021年北海道ツーリング(2日目)

 いよいよ、北海道上陸。朝3:30に起床。新日本海フェリーの甲板に出てみるとすでに街が見えていた。天気が良さそうだ。
 フェリーの車両甲板から自走で北海道上陸。SR400二日目ツーリングスタート。
 高鳴る気分を抑えつつ、小樽運河と小樽駅をぐるっと回ってみながら、国道5号でゆっくり向かう。待ち合わせ場所の札幌場外卸売市場へ。最初は北海道の学校に行っている息子と落ち合っての北海道のウニ・イクラ・マグロの3色海鮮丼の豪華朝食。やはり北海道のうには違う。まずは舌で北海道を堪能した。

 国道274号を走り、由仁町を抜けて夕張へ。
 途中寄り道して、少しだけ夕張の市内をみてみたが旧夕張駅跡はまだ良いほうだが、マウントレースイの廃業したホテルの建物はさほど時間が経っていないにも関わらずすでに、廃墟感が出てきている。
 清水沢の駅跡もコンビニとその隣の農産物直売所以外、建物はあるがほとんど人気がない。だんだんと自然に返り始めるだろう。

 その後、シューパロ湖の展望台をみつつ赤平へ抜ける道をそれて、富良野市内へ。日曜日のせいか、富良野市内から冨田ファームへ向かう道が混雑している。
 止まると暑い。天気は良くて嬉しいのだが、せっかく北海道に来たのに、気温が東京並に熱い。
 バイクを止めた駐車場がメロン富田となっていて、なんだかラベンダー感が無くてそれでいて妙に俗っぽい。
 どこにラベンダー畑があるんだ?って探すが、メロンばかり推していて、まったくあの紫色のラベンダー感がない。
 しばらく、敷地沿いをあるいていくと、ラベンダー畑を発見。そこの看板に書かれていたのは、ファーム富田とメロン富田(あとで調べたらとみたメロン、という施設らしい。)は無関係らしい。それにしても、ファーム富田のラベンダー畑は素晴らしかった。一面のラベンダー畑がきれいに・しかも広大に広がっている。
 美しいプロ写真家の写真でしか見ることができないのではないか?と思われるような景色が自分の視界に現実に存在する、という驚きを禁じえない。

 少々、ファーム富田は、その規模がすごい。あまりにも圧倒的なお花畑を見続けて、そして歩きまわりすぎて疲れた。喉を潤して今度は青い池に行ってみた(途中で昼飯を取ろうとして上富良野市街にある食堂に入ったのだが、人が多すぎあきらめた。)。
 25kmほど山の方にむかって車を走らせると有料の巨大駐車場があり、そこから5分ほど歩くと、青い池だ。ここも写真のようにとにかく透明で、まったく静止した水面が美しい池の水と水面に突き出た枯れ木が、独特な生命感のなさを見せている。写真を取ると風景はきれいだが、休みなんで人が多い。対象的に撮っている人たちの方を写すべきだったかもしれない、と思うぐらいに。

 そろそろ、今日のキャンプ地である上富良野方面に戻りつつ、もう一箇所の観光地である四季彩の丘に立ち寄ってみた。
 乱暴な言い方だが、ファーム富田はちょうどよい大きさの花畑だとすると、四季彩の丘は広大な北海道の大地を花畑にしてしまったようなものだ。(ちなみに、無料ではない。)
 美瑛の丘陵地帯にそれを作ってしまったため、花畑を写すと映えるのだが、歩くとひどく疲れる場所でした。
 いや、今日あちこち周りすぎた私が疲労してるだけなのだろうが、正直観光地をいくつも巡ってしまって、もう人の多さに辟易していたのだ(せっかく北海道に来たのに、人の多い場所に居る、というのは本当は避けたかったのだが、日曜日であったためやむを得なかった。)。

 四季彩の丘のアップダウンを一巡りし早々に退出。日が傾いてきたのを潮時に日の出公園キャンプ場を目指す。途中、セイコーマートで夕食の買い物をして日の出公園キャンプ場にキャンプイン。キャンプサイトはそれほど広大、というわけではないが十分に広く、他にキャンパーの人がいても隣が気になったりはしない。
 800円は、このあと道内で巡ったキャンプ上の中では一番高かったが、きれいな芝生サイトを使えて翌朝ゴミも出せれば、本州のキャンプ場と比べたらまったく安い。
 なんとか、暗くなる直前でテントとタープを貼り終えた。ただ、日の出公園近くにある温泉に目をつけていたのだが、暑さと昼間の行動で疲れ切ってしまい、その温泉にも行けず、キャンプ場内でのシャワーを使い、コンビニ飯にて終了。明日からは更に最北端を目指してバイクを走らせる予定だ。疲れのせいで寝付きが良かった気はした。

走行距離266km

項目金額
ガソリン¥1,045
食費¥9,690
高速・フェリー代¥0
キャンプ場・宿泊費¥800
お土産代¥2,633
その他¥100
合計¥14,268

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