2021年8月13日金曜日

2021年北海道ツーリング(3日目)

 北海道二日目。一日目は若干観光に振った行動だったが、今日からは、最北端を目指して走る。
 上富良野真横に走って深川を経由して日本海側の留萌に抜けたいのだが、南進して芦別・赤平・滝川を抜けるか、北進して美瑛・旭川を通って深川へ抜けるかの2択。
昨晩、風呂に入っていなかったので南進して北竜町で午前中からやっている温泉に入りたいなと思いつつも、美瑛のパッチワークの道と神居古潭に行ってみたかったので、北へ進みまずはケンとメリーの木をみてパッチワークの道を楽しむ。
美瑛の景色をみると北海道に来たな、という実感が湧く。

 旭川の市街を掠めつつ国道12号線を南進して神居古潭に立ち寄る。石狩川に架かるつり橋を渡ると、昔、函館本線の旧線が通っていた神居古潭駅跡が残っている。
 朝早くから掃除をしている人がいて、駅舎も美しく保存されている。
 C57,9600,D51の3両の蒸気機関車が保存されている。こちらは雨ざらしのせいか少々くたびれているが、駅全体が昔の雰囲気を感ぜられる良い場所なので、布巾を通る際は立ち寄ってみることを進めたい。

 深川の市内に入らず北側を迂回しつつ国道233号線で留萌方面に向かう。
 途中北竜町でメロンを打っているお店が街道沿いにあったので東京にお土産で送った。
 留萌までそこそこ距離はあったが、並行して高速道路ができたためか国道は交通量が少なく非常にはりしやすい。留萌の町に入って駅に向かってみた。昔の国鉄の立派な駅舎だがすっかり本数が減ってしまったため、中はガランとしていた。
 留萌からは国道239号線を日本海の沿岸沿いに走らせ最北端まで向かう。国道239号線はまっすぐに、日本海を見ながら雄大に走ることができる。
 途中、羽幌の町で給油とお昼を取るためにストップ。北のニシン屋さんで羽幌丼をいただく。そこそこのお値段で、昨日札幌場外市場で食べた海鮮丼に負けていない。

羽幌丼を食べて出てきたら、バイク乗りの方が話しかけてきてくれて、やはり北へ向かう模様。聞けば同じ日の出公園でキャンプをしていたらしい。
 こんな会話がこれから続いてく旅を支えていくことになるとはこのタイミングではあまり思って無かった。
さらに60kmほど走って天塩の町に入る。道の駅でさっきのライダーさんと再会。こちらはすぐ近くの鏡沼キャンプ場に泊まろうを思うと話したら、相手は稚内まで走って宿に泊まるらしく電話で予約を入れていた。
鏡沼キャンプ場に飛び込みで入る。まだ一組しかキャンプ場にはいなかった。海が近いせいか風が強い。ちょっと曇りの天気で暑くなくてよいのだが、一応タープも張っておく。

タープを張った後、近くの温泉にまず向かった。昨日はシャワーしか浴びていなかったので、風呂に早く入りたかった。海と反対側の陸地側に夕映というホテルに併設された温泉施設があり、ビーチサンダルに履き替えて歩いて向かう。
 温泉にはサウナもあり、人が少なかったので入ってみた。広い露天で心置きなく外気浴も楽しめた。
 きっと今日は良く寝れるはずだ。
 夕飯の買い出しで、さらに歩いて天塩の住宅街方に歩いていくとセイコーマート発見。ビールとレトルト中華丼とサラダを買って、キャンプ地に戻る。
メスティンで米を炊いているときにサラダを肴にビールを飲み、炊けたご飯でレトルトの中華丼を掻き込む。
 明日は、いよいよ最北端の宗谷岬まで行く。隣にテントを張ったライダーさんから、サロベツ原野を望める宮の台展望台と、宗谷本線の抜海駅がいいよ、と言われたので宗谷岬に行くまでに立ち寄ろうと思う。

走行距離240km

項目金額
ガソリン¥1,062
食費¥3,721
高速・フェリー代¥0
キャンプ場・宿泊費¥1,252
お土産代¥0
その他¥200
合計¥6,235

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