2011年12月21日水曜日

アンドロイドと車載カーナビの統合

2011年はスマートフォン、もっと言うとアンドロイドに終始した年だったと言っても過言ではないでしょう。
パーソナルデバイスが安価にかつ、GPSと連携してさまざまなアプリケーションで位置情報などを手軽に利用できる様になったことも、特徴だと思います。


Google Mapの完成度は非常に高く、経路案内などは有料の既存サービスに決してヒケをとらないレベルまで向上したと言えましょう。
こうなって来ると是非、Google Mapをネイティブに使うことが出来るアンドロイドに開拓して欲しいのが、車載カーナビ市場です。

いわゆるガラパゴスと揶揄されるフィーチャーフォンばかりだった携帯電話売場が、いまやスマートフォン一色になったように、いまだに販売金額が10−30万円と高額な車載カーナビ市場を、アンドロイドに開国させて欲しいですね。

そもそも、各社独自に開発しているから既存の車載カーナビは、必然的に発売額が高額です。
しかしながら、同じIT機器でも、パソコンやスマートフォンの様にグローバルで展開されるものは、5万円程度出せば、買えるわけです。
(ただし回線使用料などのネットワーク費用を除く。)

確かに自動車本体は数百万円もしますから、その内の30万円という金額は、新車購入時の費用全体に占める割合は僅かかもしれないけど、それにしても通常使っているスマートフォン(たとえばイーモバイルの)を5年間使用したとしても、本体5万円+3,900円×60ヶ月とほぼ同じ金額じゃないですか。

だったら、後者の方でリッチなアプリケーションもカーナビで使いたいな、って人も多いはず=だから、車載カーナビ市場にアンドロイドが打って出るだけの根拠があると、力説しているわけ=です。

むしろ、月々の費用は車乗るときにしかネットワーク使わないから、そんなに要らないよ、というキャリアさんが出てくることの方が十分に考えられるので、費用的にはその半額程度で十分サービスが提供できるのではないかと思うのです。

だから、最新地図をいつでも見られて、しかもさまざまなアプリケーションが連携して使えるアンドロイドカーナビに分があると信じて疑わないのですがね。

最近、日産とマイクロソフトが提携したというニュースが報じられましたが、マイクロソフトと組むんじゃなくて、Googleと組んでカーナビ、つまり車載ITデバイスのオープン化に取り組んで欲しいものだと、思いました。

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