北海道ツーリング五日目
今日は長い一日になりそうだ。雨は降っていないが雲がかかっていて涼しい。
距離を稼ぎたいので、朝6時にクッチャロ湖キャンプ場からスタート。オホーツク海沿岸沿い国道238号線を南下する。
海沿いを走り始めてわかったが、雨粒はないものの、霧の中を走っているような感じで濡れる。だから、バイクで走ると7月なのに寒い(停車していれば過ごしやすい気温)。
そんな天候のせいで、すべての景色がグレーに染まっていて、その風景で、体感的にも一層寒さが増す。
枝幸、雄武、興部と小規模な街にくると商業施設としてはコンビニとガソリンスタンドと小規模なお店と郵便局があって人の気配はあるが、それ以外は国道沿いにまばらな寒村が点在するだけで基本的には荒野が広がっているだけだ。そんな、オホーツク海岸沿いをSR400でひた走った。
紋別は比較的大きな町だった。漁業と海産物加工が中心なんだろうと思う。
さらに南下して湧別町までやってきた。
早朝浜頓別町をスタートして150キロ走ったが、7月も下旬だというのに寒さで体の震えが止まらない。4時間霧の中を道を走ってきたことで、ジーンズがしっとりと濡れたところに走行風があたって、すっかり体の芯まで冷え切っていた。
中湧別駅跡にあるチューリップの湯で体を温めることにした。時刻は9時半を過ぎており、しばらく待てば温泉施設が開くはずである。
平日の朝一ということで風呂はすいていた。湯船でゆっくりと体を温まることが出来た。ここにもサウナ施設があったが、冷えている体を湯船で温めるにとどめ、サウナはやめておく。
このまま網走から斜里・知床方面へと進むことも昨日までは考えていた。温泉に漬かりながら、どうしようか考えたのだが、早朝から走ってきたようなオホーツク海岸沿いのどんよりとした霧の中をひたすら濡れて走るのは気分的に滅入る。
一旦、内陸の北見方面へと向かうことにした。サロマ湖の中ほどで国道239号を逸れて峠越えする。内陸へ向かうと天気は回復し、晴れて暖かくなってくる。良かった。
暖かくなりジーンズもすっかり乾いたが、休憩をはさむ。湯船で体は温めたが、疲労がたまっている感じで、いまいち元気が出ない・・・。
まずは北見では元気を出すためにトリトンでうまい生寿司でも食べようと思って市内に出た。あいにくトリトンは閉まっておりNG。
いや、体を温める意味では寿司ではなくて、暖かくて消化に良いものを食べた方がよさそうだと考え直して、うどん屋に入ってうどんで昼食を摂る。
予約をいれて安宿を取り、今日はその宿がある弟子屈町まで走ることにした。
北見市内でガソリンを入れて、美幌の町を抜け美幌峠からの屈斜路湖への眺望を楽しみつつ、屈斜路湖畔を走りながら、摩周湖へ抜けようとしたのだが、屈斜路を過ぎた川湯温泉あたりで疲労が限界に。無理はできないなと感じ、摩周湖周遊は諦めることにした。
弟子屈町の市内に向かい、投宿。
買い出ししつつ、2回目の洗濯もした。
温泉宿を選んでいたので、熱めの温泉が疲れた体に効いた。
畳に布団がありがたい・・・。
走行距離 | 337km |
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項目 | 金額 |
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ガソリン | ¥1,113 |
食費 | ¥1,531 |
高速・フェリー代 | ¥0 |
キャンプ場・宿泊費 | ¥5,750 |
お土産代 | ¥0 |
その他 | ¥1,494 |
合計 | ¥9,888 |
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