7日目は十勝管内の上士幌町の上士幌航空公園キャンプ場を7時にスタート。
道内のツーリングは今日が最終日で、17時の新潟行きの新日本海フェリーで北海道を発つので15時までに小樽港へ到着する必要がある。
それ以外は特に予定はないので、四日目に北見で行けなかったトリトンでの寿司を昼食にしようと思う。国道274号線で日勝峠を走るが、カーブが雄大で景色もよく、十勝平野では曇りだったが峠道で標高を稼ぐと運上にでて晴れ、気持ちが良い。しかしながら日勝峠は長い。山道区間だけで100キロを超え、バイクで走ると体力を使う。
由仁町の川端の交差点まで下りてくると、急に開けるので石狩平野に入ったことがわかる。さらに50キロ国道274号線を走って札幌へ向かう。
途中、なかなか左側にガソリンスタンドがない。300キロ近くなっていたのでガス欠はしたくなかったのだが、かといって右側に入るのも気を使うのでもうしばらく我慢、我慢・・と考えていたら、結局、市内の南郷通に入るまで左側のガソリンスタンドがなかった。
南郷通沿いのスタンドで給油。最長の322キロ走った。
峠を走ったので、燃費はやや下がり、31.9km/ℓ。
いずれにしても、国道274号線を札幌方面へ進む左側にガソリンスタンド作ったら、儲かりそうな気がする。
トリトンには開店直後の11時過ぎに到着したがすでに長蛇の列・・・。人気があるとは聞いていたがここまでとは・・・。45分くらい待って、カウンター席に着席。
すべて、オーダーして握ってくれる。ネタが大きくて新鮮。北海道で食べるなら、ウニや貝類がおすすめ。
生寿司で満足した。小樽へ向かうがやや早いので少し回り道しよう。
まずは社会人になりたての若いころ住んでいた豊平区にある独身寮へ行ってみた。
恐ろしいことにもう25年も前のことなのであったが、あまり変わっていない。
当時は冷蔵庫を使うように毎日通っていた寮の目の前にあったセイコーマートも健在。
国道230号線で定山渓から、札幌国際スキー場を経由して小樽へ向かう。
札幌国際スキー場は、シーズンオフで道路から中に入ることすらできず、残念。
そこから小樽へはかなり急な道であまり気持ちの良い走りはできなかったが、昔の思い出を少しだけなぞることができた。
小樽運河の近くの有料駐車場にわざわざバイクを止めたのに、運河近くでお土産店を探したが適当なお店が見当たらず。
物色する場所を間違えたようだ。
若干のお土産を物産館で購入しつつ、その近くのコンビニで船内で食べる夕食と、飲み物類を買う。
15時にフェリーふ頭到着。これで北海道ともしばしお別れだ。
帰りの便でも天気がよく甲板から夕陽を眺めた。水平線上に雲がかかっており、日本海に沈む瞬間を見ることは叶わなかったが、反対側の甲板に出てみると東の空に美しい月が。
今回の北海道ツーリングは本当に来てよかった。
新型コロナウイルス感染症のせいで、人との接触は極力避けたツーリングだったけど、逆に仮想空間ではない現実世界・北海道で充実した時間を過ごすことができた。
また来よう、という希望を持つことができた。
明日は新潟港から帰るだけ、ということで海風に吹かれながら、そんな感傷に浸った。
走行距離 | 294km |
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項目 | 金額 |
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ガソリン | ¥1,597 |
食費 | ¥4,188 |
高速・フェリー代 | ¥18,500 |
キャンプ場・宿泊費 | ¥800 |
お土産代 | ¥0 |
その他 | ¥2,498 |
合計 | ¥26,783 |
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