1998年3月21日土曜日

【昔の日記再投稿】(Australia) 休日を過ごす

 昨日の日記を今日の早朝に書いてから再び寝たので(文章で書き記すのは非常に分かりにくい表現だ)9時に目が覚めた。

 ふだん土曜だと昼近くまでウダウダしていることが多いのだが、今日に限って良い調子で目覚めた。平日には絶対ありえないし、土日でも珍しい。

 本当は先週メチャクチャ仕事で疲れていたから、昼ごろまで寝ていたかったんだけど体が起きろと要求しているみたいだ・・・。

 昨日(現実には3,4時間前)の日記を書いていて日付を見て思い出した、「やばっ!」と・・・・。Nの誕生日だったのだ昨日は。

 すっかり忘れていた電話するの。

 時差が2時間あるので日本に朝方掛けて、「たたき起こすのもなんだしなぁ」と思って昼に電話することに。

# いつも夜中にたたき起こしているから朝方に報復攻撃を掛けるのも悪くない。

 朝飯代わりにマックに出かける。いつも文庫本を持っていって読みながら朝食を摂る。今日は村上龍の「愛と幻想のファシズム」。

 上下刊2冊構成のフィクション。まだ上巻の半分ほどだが余りに現実離れしすぎていて話に無理があり、正直言ってストーリー自体もそれほど面白くないのだが、外国に長くいると(と、言ってもまだ半年強なのだが)活字に飢えてくるのだ。だからたとえば一週間前の日経新聞があっても隅から隅まで、広告のコピーまで読んでしまう。

 ということで、今その本を読んでいる。ストーリー的には今の日本の平成大不況のような時代が舞台で、若きファシストの主役が世界を相手にしながら、日本を全体主義に巻き込んでいくというもの。つまらん。

 飯のあと、シティのGPO(中央郵便局)に電話料金を払いに行く。先週忙しすぎて、郵便局にさえ行けなかった。日勤だとこういった公共料金関係とか銀行間係・役所に困る。

 GPOは土曜に午前中だけ開いていると聞いたのでわざわざ払いに行ったのだ。ちょうどマーチンプレースの立派な建物は工事中でピットストリート沿いのオフィスビルで仮店舗が営業していた。こっちの郵便局はいろいろな郵便関係のものを置いてあるので結構便利だ。

 そのあと日本の本屋に行く。ロックスのOCSに良く行くのだがどうも3末で閉店らしい。半額セールをやっていて、まぁそれでも日本の定価よりちょっと高いのだが、文庫本を数冊買っておく。しかし目当てのPC雑誌がなく、聞いてみてもどうやら入荷しないとのこと。

 日本食料品店に行く道すがら、ノースにある紀伊国屋に立ち寄ってみることに。以前行った時はそれを置いていなかったのでOCSで毎月買っていたのだ。行ってみると、しかし数冊置いてあるので入荷するようになったのだろう。これで帰国まで毎月読めそうだ。

 で、食料品を買い込む。これが独身の辛いというか面倒になるところ。特にこっちにいると、なかなか日本のように口に合うものがすぐ手に入らないため、食事さえ面倒になってくる。「どうして人間は3度も食事をするんだ?」と思うことしばしば。

 午後は、家で洗濯をしつつ雑誌を読みながらゆっくりした(^^)。

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