1998年4月23日木曜日

【昔の日記再投稿】(Australia) 通関

 昨夜、日本から明日の朝のカンタス便で来るSに連絡を取るのをすっかり忘れた。というか、Nと長電話していて時間が無かったのだ。明日7時到着便なのだが、まぁ空港で会えるので問題ないことを祈ろう。

 今日は滅茶苦茶疲れた。というのも午前中に怒涛のごとく頼まれた書類を作ってその後、エアカーゴのピックアップのために空港に出向いてアンセットの倉庫と税関を往復。そのうちの一つのクライアントの貨物が検疫にかけられる結果となり、昼食後に今度は会社近くの検疫所(クアランティンという)に出向いて、手続き。しかし全く初めてだったのでいろいろてこずった。

 いよいよインスペクションまで及んでしまい、今度はお客の荷物があるボンド倉庫まで荷物をリリースしに行く。その荷物を持って再び戻り、今度は検査を受ける。食品が入っているとオーストラリアの税関やクアランティンは非常に厳しい。

 実は昨日もカスタムにインスペクションされているのだ。その立ち会いで、やっぱりボンド倉庫まで来た。

 で、非常に細かい検査後だった。クライアントの荷物も荷物で使いかけの調味料が山ほど出てきて、怪しい出汁や中華料理用のソースから山葵から、はたまた大量のカレールーまで出てくる始末。それを立ち会っている俺が、検査官にいちいちこれはどういう物で、どのような内容物、材料を使っているか説明しなければならないのだ。

 一番駄目というか、はじかれてしまうのが、乳製品や、卵製品。例えば、マヨネーズ、チーズ。その他、肉製品及び種子などに類するものなどが持ち込んではならないものなのだ。オーストラリアは他の国と違って非常に特殊な生態系を持った国だとかなんだとかが、理由らしいが何もそこまでしなくても、と思う。

 とにかく、今日は非常に疲れが溜まった1日だった。

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