1998年5月16日土曜日

【昔の日記再投稿】 1998年5月16日(Sat)

 朝はゆっくり・・・と思っていたんだけれども、起きたら10時。もう少し寝たいといつも週末の朝は思うんだけれども、なぜかそれ以上は寝れない。平日は毎日7時に起きて、「畜生!今度の土日は12時まで寝てやるぞぉー!」と意気込んでいるにもかかわらず。

 夕方から社長のAさん宅でとんかつパーティ(何という安易な命名だろう・・・)ということで、朝は小さなラーメンを食べるだけで我慢する。で、伸びている髪の毛を切りにキンクロ(キングズ・クロス)のトムズヘアーサロンへ。ここは、こっちに来て以来通っている床屋で、日本人がやっているので安心してお願いできる。やっぱ、床屋ではリラックスしたいしね。それに日本人の行き届いたサービスというのがいいんですね。こちらの床屋というと、本当に切るだけというところが多く、その分値段も安いんだけれどもどうも私としては、至れり尽くせりのサービスするところに行きたいわけです。依然札幌にいた時の美園の床屋では、耳掃除までしてくれました。気持ち良かったなぁ。女の子の膝枕なら最高なんだけど。

 行ったら、いつもになく混んでいて待たされる。床屋で漫画を読むというのもまた日本らしくていいのだが、ここの床屋はすぐにやってくれる、というかいつも空いているので漫画を読む隙も無い。もちろん切りながら、読んでもいいのだがそこまでするほどでもないし(だって、したいんだろうがっ!)、切ってもらっている時は、何を考えるでもなくボーッとしているというのがまた良いのです。

 3時に来いというAさんのお達しだったので、それほど時間が無かったのだが、何とか一時間ほどで髪を切ってもらいキリビリの社長宅へ。でも、来るはずのHちゃんとAちゃんはまだ来ていない。

 とにかく沢山の肉及びえびでこれでもかっ!というほどの量。まず、ローストヒレ肉を用意。ロースはそれなりの形をしているので、すぐにとんかつらしい形になるのだが、ヒレは直径5,6cmの棒状肉。これじゃ、とんかつになれないので一口カツサイズに切り分けていく。(私は安いロースカツの方が好きです。この方がとんかつらしいもんね。)そして、キングプロウン。これがでかい。多分大正エビとか言うんでしょう、日本だと。これの殻を取って、足頭を取り去って、背腸を抜く。これが大事。そして、最後に腹側の筋切りをして、まっすぐなエビフライが出来るようにする。作ったら、エビフライの王様みたいになりました。

 さていよいよ揚げる段階。ここで凝り性のAさん、油に胡麻油を足す。これが、良い香りすなわちゴマの香ばしさが出るんだそうな。実際に、すっごく良い揚げ物となりました。

 とにかく大量のカツとエビフライ、しじみ汁、大量のキャベツそしてご飯に囲まれて非常に幸せな、そして近来希に見る夕食となりました。

 食後は作って持ってきた牛乳プリンとみかんの缶詰でフルーツポンチを作って、あと赤ワインでなぜか映画鑑賞会。それも、アニメ二本立て。懐かしい、ルパン3生カリオストロの城と、風の谷のナウシカ。変なの。

 結局、最後は二人を家まで送って帰ってきたら1時半。

 あー、日本のNに電話しなきゃー!って思い出して(昨日かけるって約束したのだ)、たたき起こすはめに。少し機嫌が悪かったみたいだけども、約束破るより良いか・・・?ワインの美味しい一日でした。

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